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秋晴れ [その日の暮らし]

風が時折強く吹く。

昨日は午前中からエリアーメールでの避難指示がしきりに配信され、
落ち着かない日だった。
親の世代やその上は「川の近くは怖い」と川の近くに住むことを
よく怖がっていた。子供の頃、よく聞かされた。
都内でも川は多いけれど、上の世代では昔の災害を知っているものもいて、
恐ろしい記憶があったのだろうと思う。
「(川は)素敵だけれど、怖い(ので住めない)。」と、しきりに
話していたのを思い出す。


今の家には私が幼い頃越して来たのだけれど、そのときも選んだ理由を
「(ここは)心配はないから。地盤も固いから」といった話をその当時していたのを思い出す。
小学校へあがったばかりの子供の記憶にも残るぐらいなので、本当に心配
してのことだったのだろう。

テレビのニュースで長野の駅で新幹線が水没しているのを見る
信じられないような光景だ。
被害にあった地域の映像を見ると恐ろしいし、気の毒で仕方がない。
普通に暮らしていた人が被害を受けて、この先のことを考えると、
どうしたらよいのかと思う。

台風はよけることができない。大規模な天災がこうもしょっちゅうやってくる
ようになっては、どうして生活していったらよいのか、と思う。
各地で普通の生活ができない人がいるなんて。


昨日は水の心配はないものの、どの程度の暴風雨になるのか、何が起こるか
わからなかったので、持ち出しをしなければならないものの用意や、非常食の
確認、懐中電灯、外へ行かなければ行けないときのため、上に着るもの、履くものなど
確認する。断水や停電にあまり十分にはできないものの、できる準備をした。
しきりに鳴るエリアメールやレベル5に引き上げられた警報、
遠く鳴るサイレンなどを聞いて不安な一日だった。


翌日、近所でも土砂崩れが多少ありつつ、人家には影響がなかった。
秋らしい湿度の低い朝で、気温はぐんぐん上がる。台風が過ぎ去った後は
暖かい空気が入り込み気温があがるのだ。
うそのような晴れ。ベランダなどから玄関の中へおろした植木鉢などをせっせと
またもとの場所へ戻す。庭から移動させたこまごまと飛んではいけないと
しまったもの、などなど元の場所へ動かす。
ついでに、花の植え替えを行った。
台風前に、鉢植えやプランターに植えていた野菜などはすべて処分してしまった。

家は大工さんを呼ばなきゃねえ、というような箇所もあるものの、
生活には大きく影響がないので、ほっとしている。







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