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コパス3 三話 [読むものと見るもの]

三話はちょっと背景説明みたいな回。
うーん。主人公二人の謎みたいなのはあまり興味をひかれるところではないなあと
思いつつ、このシリーズはいろいろあるのがお約束なのでいいでしょう。

それにしても、シリーズが進んでシビラちゃんが前より働いていないのは
「そういうところもストーリーに関係ある」のでしょうか。
もともと、シビラちゃんはボロが出ていて、その部分を掬い取るために
警察がいるみたいな設定だったはず。なのだけれど、もう、シビラちゃんが管理
出来てない部分が大きすぎて、しかもあんなにみんなごたごたしていて
色相とかずっと個人の室内でも見張ってたんじゃないのかシビラちゃん。
というより。第一シリーズより時代が進んでいるはずなのに、なんとなく
世界観が未来っぽくなくなってるんですよね。第一シリーズはちょっと仮想化が
進んでいてという描写が多かったのに、その後6年ぐらいたっているはずなのに、
町並みもそうだけれど、なんというか生活にそれほど進んでいる感じが無い。
お部屋のお花は全部ホロだとか、食事はコピーでとかそういうところが
ちょっと出てきて、少し安心したけれど。
大体シビラルールは色相のみ判定、街には犯罪が無い(前提)なので、
人々は犯罪に通常は会った事がない(だから目の前で起こっていても何が
怒っているかなかなかわからない)というのがあったと思うのだけれど。
そういう時代はもう終わったってことでしょうか。
当時から治外法権的なスラムみたいなところはある設定でしたが、
そうじゃなくて、街中。
シビラちゃん、省エネ運転すぎないか。
まあ、第一期から省エネ運転ではあったのだけれども。

色相が曇らないのが「悪気が無いから」いたいに聞こえる描写が
あるのはやっぱり気になる。犯罪に加担していると思っていないから
というのはぎりぎりいいとして、他者を虐げるのが平気だからというのは
シビラ色相ルールとしてどうかなあ。と思う。
本物のサイコ田パス夫には利かないというのじゃダメなのではなかろうか。
マキシマム槙島さんがパスしちゃっていたのは、そういう単純なことでは
なかったのだと思う。することが当然だと思っていると曇らないという
のでは、ちょっと面白くない。


とはいえ、今回はまた裏テーマというかそういったものが違うのだろう
と思って、見てます。結構面白いと思う。


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