SSブログ

柳 [こだぬき日記]

12月。


季節としては晩秋だけれども、遊行柳の練習。
序の舞の後がつかみにくく、バランスを取りにくく感じる。
太鼓物は太鼓ルールとも呼びたいものがまだわかっていないので、
入るタイミングを見送ってしまいそうになることがある。
特に拍子合わずのところで迷っていると出遅れてしまう。
でも、後半手が少し面白くなってくるところのように思えるし、
きちんと合わせてしまいたい。もう少し良く聞いて、覚えなければ。
わからないところも、良く聞いているうちにわかるようになることがある。
こういったことは、わかる人はすぐわかるのだろうけれど、私はどちらかというと
じっくり何度も聞いて、ここだなというのがだんだん理解できるようになる
という感じだ。

たぶん、普通の人が3回ぐらい聞けばわかることが10回20回と聞かないと
わからないのだと思う。練習についても、そうだと思う。
なので、なるべく時間をとって回数を重ねていくしかないのだろう。

太鼓は理解できていないので、なるべく多く経験したいと思っている。
流派によても違ってきてしまうので、どこまで覚えられるか、わからないけれど。

遊行柳について、同じ流派の小鼓といわなくても、他流でもいいから
謡も観世でなくてもいいので、上演したものをDVDで見たいなと思う。
資料室へいけば見られるではないかといわれても、一度その場で見たぐらい
では覚えられないのだ。特に私は何度も何度も聴いて「なんとなく」ぐらいなので。
もっとDVDが出ていればいいのだけれど。
オペラやなにかとちがってぜんぜんDVDになっていない曲が多い。

お手本にならなくても、全曲上演を聞いているとなんとなくタイミングや
曲のイメージをとらえやすいし、解釈ができなくてもプロの解釈を曲として
聞くことができるのでとても参考になるのだ。
ほんと、どうにか手に入れられないかなあ音源と思う。毎回。


7072.jpg

コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

にほんブログ村 音楽ブログ 純邦楽・和楽器へ