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お決まりルール [読むものと見るもの]

根津美術館ではじまった「はじめての古美術鑑賞」。今回は
「絵画のテーマ」。
たとえば、切り立った崖が描かれていて、水の上に舟、名月を
眺めているらしき人物。空には鶴。という場面ならばその描かれている
風景(崖)は「赤壁」など。
見るからにわかりやすい「一の谷」だとか「那須与一」だとか、
伊勢物、源氏なんかはいいとして、漢画なんかはルールを知っていると
ある程度画題がわかるものなんだなーと思いつつ見る。
よく見る寒山拾得図なんかは巻物が寒山。帚が拾得とか。
なんで茄子と根葉?とか(一つの枝から実が複数なっているのは子孫繁栄
でめでたい)。
毎回「そうだった」と思い出す(つまり忘れている)のは蟹と葦。
これ、見た目がいい感じという理由ももちろんあるけれど、
中国語の発音から科挙に合格したときの発表に音が近いという理由・・・。

とまあ、そういう豆知識が添えられた展覧会なのでした。
好きな絵が出ていたのでうれしかったです。

で、そのメイン展覧会の他に、根津青山の茶会で出た道具とあわせた書画の
展示が二階に。
こっちは書画から茶会記なんかもみたりして、わかる人は「ほー」と
思うのだろうけれど、私は「自慢の書画をお披露目とか、そういうことかー」
など思いつつ見るのみ。

茶会展示は雨中の茶の湯。水を感じさせる道具などを見る。
書画は大好きな燕。


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