SSブログ

左手 [その日の暮らし]

録画していた「私は左手のピアニスト」という左手のための曲を弾く
初めてのコンクールについてのドキュメンタリーを見る。

右手に障害があるピアニストによるコンクール。
左手曲だけのコンクールは初めてだそうだ。
プロ部門の予選、本選とアマチュア部門の本選がある。
プロはジストニアで指に違和感が出てしまっている人が多かった。
練習から来るといわれている障害でいっそう切ない。
ある統計では音楽家の50人に一人が軽度重度は不明だが
なるという。
楽器を練習していて手に違和感という恐怖。なぜ手?と思うだろうと思う。
プロでない私もそう思うので、プロを目指していたりプロだったらいっそう
そう思うだろう。

そうでなくても体が動かない、動きにくいというのは恐怖だ。
不自由とともにさまざまな怖さが生まれる。

体が動かない。というのは悔しくて悔しくてしかたがないことだ。
痛いこと、動かないこと。本当に悔しいと思う。


とことで。
左手曲には左手曲の演奏法というのがあるらしく、
少しだけ説明があった。なるほど!と思う。
響かせ方が違う、奏法が違うというのはなるほど。
使う指の数が少ないので、厚みを出すために
ばらばらに和音を構成して、残響で和音にするテクニックなど
面白いなと思う。ペダル使いでそこを調整していくなど
両手曲には無いテクニックもあるようだ。

左手コンクールのようなコンクールがもっと盛んになるように。
と思う。



6840.jpg

コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

にほんブログ村 音楽ブログ 純邦楽・和楽器へ