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夢とうた [読むものと見るもの]

こどもの日。前日雹が降ったりした東京。
この日は天気がよく、お昼過ぎになれば、ぽかぽかと暖かく
半そでで歩く人もいたほど。

東京駅前は休みを終えて帰っていく人、遊びに行く人などなど。
記念写真を取る人もたくさんいました。あれ、どこを撮ってるのかなあ・・・。
駅の記念碑みたいなもの??

この日は東京駅のステーションギャラリーへ。ルートブリュックの展覧会を見に行きました。

0240.jpg
こんな感じの作品が・・・とこれは落雁。
ルート・ブリュックの作品をモチーフにした落雁です。

こちらが作品。キーイメージに採用されたライオンのモノトーン
バージョン
0207.jpg

ライオンではなく、実はライオンのフリをするロバ。





0204.jpg

本体・・・。


ポーセリンアートというか、焼き物なので、あまり劣化を気にせず展示できるのか、
ライティングも明るい部屋の展示だったり、写真OKだったりでした。
詩情のある作品が多いので、観て楽しい作品群でした。
自然や夢、思い出などを掘り込んで、釉薬を流し込んで焼くといいう作品が
多かったと思います。




色使いも落ち着いたトーンで自然を切り取ったような色合いなので、
目に優しく、色あわせ、形の組み合わせを楽しむ作品が多くありました。
ブロックみたいなのも多かった。
私は鳥モチーフがお気に入り。
そしてお葬式のモチーフも心をひかれるものがありました。
そういった心をテーマにしたものが多かったのですが、
だんだん年齢を重ねていくと後期の作品は抽象化され、
シンプルになり、色も白や黒、図形化されていくという展示でした。
私は後期のものもいいとは思うけれど(特に建築とは相性がよさそう)、
もっと土を感じる初期のものに特徴がありいいと思いました。
あまり洗練されすぎるのはつまらないかもしれないな、と思う。
精神性が高くなりすぎというか。




とはいえ、花より団子。
観た後に虎屋でアールグレー饅頭を購入。

0225.jpg

おいしゅうございました。


割合好きなギャラリー(気楽にいける場所で展示がシンプル)。階段があるので
階段が嫌いな人は向かないかなあ・・・・。
おしゃれギャラリーです。が、係員の雰囲気はなんだか険悪なんですよね。
あれ、なぜなのでしょうね。受付から展示内の人、売店の人まであまり
雰囲気良くないんですよ。人の。あれ、不思議。みなさん険悪な雰囲気。
不思議だなあ。






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おそろしや [読むものと見るもの]

NHKのドキュメンタリー番組を見つけると録画してみています。

先週はアンとエリザベス両女王の手紙を中心に再現ドラマを少し
はさんだようなそんなドキュメンタリをみました。
それほど詳細に手紙を紹介するものではなかったのですが、
一つの見方として、両女王の往復書簡を紹介するのは面白い
試みだなと思いました。それにしても、お互いに命を狙われる
立場であったのは同じで、そう考えると生まれが生まれとはいえ
よくやるなあと。


そしてさらに怖いドキュメンタリをもう一つ。
KGBの刺客がロンドンで起こした事件を追うドキュメンタリ・・・。
怖すぎる。


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今日は何を食べようかな [読むものと見るもの]

ドラマ「きのう何食べた」を録画してみてみました。
だいぶ前なのですが、とても評判がいい漫画ということで、
興味を持って一度だけ、何巻だったのか覚えていないのですが、
漫画を読んだことがあります。
その時は絵柄が苦手に感じて、読めなくてすぐに断念したので
内容を知りませんでした。料理の手順をいろいろと書いている
ということぐらいしか覚えていなくて。登場人物の顔が四角くて
それが苦手でした。他にも出てくる人が怖い感じや嫌な感じがして。
なんとく、苦手だな、と思って読まなかったのでした。


ドラマを見て、へーこんな話だったのか。と思いました。
本当に内容を覚えていなくて。
美容師さん役の人は絵に似ているなあと思います。
動きは思っていたよりくねくねしているけれど。もうちょっとニュートラルな
感じかなと思っていたので。
やさしいソフトな感じ(に感じる)雰囲気を出したいのかなあと思います。
人当たりは表向きいいはずだものね。接客業だから。
女性の髪の毛を触っても威圧感がないというのはあると思う。

とにかく絵に見た目が似ているなあと思いました。

お話は二人の生活を淡々とすすめていくという話で静かなので好みです。
静かというのは私の好き嫌い、見られるかどうかのキーポイントなのかもしれません。
仲良く静かに暮らしているので、ああいう暮らしならば長続きするのだろうな
と思います。お互いに気を使いあっているし。
二人とも繊細というか細やかなところがあるのだけれど、少しずつ気の使い方が
違う、けれど、相手が気を使ったことをわかるぐらいはわかる(ということは
そういう気の使い方もできるかもしれない)というのは相性がいいのかも
知れない。悪いところにはまり込むと抜け出せなくなるのかもしれないけれど。
だから、違うようでいて似たところがある、けれとやっぱり似てないぐらいの
感じが相性がいいのだろうなあと、人間同士の組み合わせで思うのです。
友達でもカップルでも。
長く一緒に暮らしていても家族にならないという関係もあるのかもしれないけれど、
ある程度一緒に仲良く暮らしていると、自然と家族になるのだろうなと観てて
思いました。特にああいう風にお互いに協力して暮らしていると家族なのだろうなと思う。

私が観たのはラザニア回。
ラザニアは私も好きだ。私はほうれん草を入れないで作っている。
モッツアレラを入れる。ホワイトソースは使わないことが多い。
私は牛ひき肉を使う。豚肉は基本的にあまり得意ではないのだ。
バゲットに対してカロリーがすごいと言っていたけれど、今回の
クリスマス料理は全部カロリーがすごい料理ですね。祭りの料理なので
いいのではないでしょうか。
あれも作ってみようかな、テレビのラザニア。
料理を作る作業に興味がわかない私もラザニアは作る。好きなのだろうな。
少しお菓子に作り方が少し似ているからあまり苦にならないのかもしれない。
料理の作業には興味がまったくわかないのだけれど、作り方を観るのは
好きだ。料理番組を見るのは結構好き。料理の本も好きだ。これは子供の頃から変わらない。
作業をするのは途中ですごく苦痛を感じる。
子供の頃からずーっとそうだ。
きり始めてずーっと切っているのが苦痛。いため始めてずーっといためているのが苦痛。
焼き始めてずーっと焼いているのが苦痛。煮はじめてずーっと煮ているのが苦痛。

料理は人と一緒に作っているときはある程度気がまぎれるので
なんとかなるのだけれど、ひとりだととたんに、作業が苦痛なのだ。

材料をある程度の時間切るだとか・・・数秒後に絶望的な気持ちになる。

シロさんは料理好き(というか倹約好き)でゲームのようにお料理をこなしている
ので、うらやましいなあ。




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寿ぎ [読むものと見るもの]

今年も根津美術館で尾形光琳の燕子花図屏風の展示がはじまった。
有名な屏風絵なので、毎年混雑する日は混雑する。それに最近は
海外からの旅行客も増え続けていて、来場者は増えているだろうなと思う。

主役の燕子花図屏風も素敵かもしれないけれど、今回は副題が
「寿ぎの江戸絵画」。屏風絵が多かった。
すべて美しく、繊細で江戸らしい緻密さと華麗さのあるものが多かった
と思う。大和絵も江戸まで来ると緻密で人工的な感じさえするように
なる。(もともと人が考えて描いているので、人工的なのだけれど。)

最初の展示室が江戸絵画。小松引図から始まる。すべて何かしら晴れやかな
お祝い気分のあるよう絵だ。小松引きは年初のめでたい行事だし、観桜や
観楓なども、どこかめでたい宴のような気分がある。
いつみても華麗で可憐な伊年しるしの四季草花図屏風などの草花図も
金色や無地の中にただ夢のように咲き誇っていて、不思議な祝言気分があるといえばある。

そのほか伊勢参りを描いた伊勢参宮図屏風や宇治図屏風、洛中洛外図なども、
祭りの図といえば祭りの図だと思う。伊勢参りなども祭り気分のものだろう。
すべてにぎやかで、人々はうれしそうなにこやかに過ごしている場面を
描けるようなものばかりだった。江戸絵画なので近代的な繊細さ、配置、
ものの捕らえ方があり、細かく、緻密な面白さ、美しさを並べて鑑賞できる。
綺麗なものばかりがずらーっと並んだ館内。観ているとまさに寿ぎ気分になってくる。
所蔵の名所図屏風を並べての展示もここでは珍しいかもしれない。

二階の展示はこれも素敵な「箱」展示。
文箱や硯箱など机の上に関連する箱たち。室町時代に物も含まれていたけれど、
蒔絵がすばらしい。中にちょっと、私の苦手な作風のものがあったけれど。

茶室展示は風薫る茶席。かわいいかわせみが付いた煙草盆がかわいい。
あわせて竹をかたどった中国の火入れが入っていてとても合っている。
こんな風に、ぴったりの取り合わせができると素敵だなと思う。
絵は短冊で軽やかさを出しているように思える。
釜は風炉となり、建水も涼しげだ。
こういうのが風薫る気分ってものなのか。と思ってみる。
私は茶はわからないので。
小井戸茶碗が涼しそうな綺麗な茶碗だった。
それと飴のようなとろりとした漆の中棗が今回は
印象に残りました。



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素敵な衣装 [読むものと見るもの]

プライムやめるまえに!週間。

気になっていた「キャロル」。見ました。

繊細な付き合いをしたい人がそういう相手にあえるかどうか。
もし会えなかった場合、そしてそうじゃない人と一緒にいる場合は
我慢の毎日だもんなあと思いました。
それが嫌で一人になるか、ラッキーにもそういう相手に合えれば
一緒にいるしか、ないですよね。
そういくと、すばらしいのだけれど。
一生我慢の人も普通にいるだろうなあ。


衣装がすごく素敵な映画でした。二人二通りのファッションですが、
それぞれの役柄と女優さんにぴったり。髪型と衣装もぴったり。

私は静かな話が好きなので、これも静かで良かったです。
だんなさんもボーイフレンドも、それぞれの側からみれば
それぞれの理由があるんでしょうね。
でも、合わないんだものねえ。
もっとしっくりくる、繊細な「話ができる」「空間が共有できる」相手にあっちゃったんだもんねえ。
という話でした。
なので、困難にもかかわらず、とてもラッキーなことだと思いました。
そいういう相手に出会えるのは。
その点、テレーズのインスピレーションは最初から合っていた!ということなので
直観力がすごい。と思いました。
一目ぼれだものね。


その後大好きなBBCの恐竜CG,プラネットダイナソーを見つけたので見る。
ドラマや映画よりも動物ドキュメンタリーばかりを子供の頃から見ているので
こちらは安心の「好きなのだ!」がわかっているジャンルでした。
同じようなシリーズを見ている・・・。
以前はよくDVDを見てました。
怖いのだけれどつい「ジュラシック」シリーズを見てしまうのは
やっぱりゴージャスに恐竜が出てくるからなんですよねえ。
あんまり人をパクパクみたいなのは見たくないのですが。

と思ってBBCのをみていたら、今度は恐竜世界のパクパク合戦ばかりで
途中でギブアップ。
生きているまま食べられるのは自然界では当たり前なのですが・・。
画面上で血が強調されていたり(カメラに血が飛ぶような描写とか)もあってか
ムリでした。弱気でどうする!と自分でも思いますが。





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