似合う

似合う似合わないというのがあるけれど、最近自分に似合うものがわからない。
少し年上の人がよく迷っていたのを見て、どうしてだろうと思っていたけれど、
確かに迷うようになることがあるな、とここ数年思っている。

年齢というより、現在の自分に合う形のなかで、自分が好きな形というのが
思い浮かばないのだろう。思い浮かぶには、周りに無いと難しい。周りにない、
ということなのだろう。
洋服は若い人用のものはあちこちにあるけれど、ある程度歳をとった人のものは
バリエーションが少ないし、あるのだろうけれど、手軽に見かける場所にない。
高齢化社会で、年の若い人は減っていて、しかも消費行動は物に対して、特に
アパレルに対しては消極的と聞いているのに、メインターゲットは相変わらず
ものすごく若い層になっっているのだろうか。
そのあたりは不思議。
もう取っておく必要がない老人用をターゲットにした方がいいのではないか、
とひとごとながら思うけれど。そうなると老人は出歩かないとされているのかな。
実際のところはどうなのか知らないけれど。