雪？

土曜日。iPadの天気予報は盛んに「雪」と言い続けている。
雪？
春分も過ぎすっかり春のはずなのに。
杏の花も咲いて、春のはずなのに。

メジロが器用に自分の体の小ささを生かして、ちょこんと狭いところに入り込んで
木の実を食べている。
庭の椿も人気だけれど、馬酔木の木がものすごく人気だ。
美味しいのかなあ。あるいは他に餌となるものがないのか。

近くの川のカルガモたちはすっかりペアになって、二羽ずついつも連れ立って
餌をとっている。あれも、あんな川に食べるものがあるのかなあと思う川でいる。
何食べているのだろう。草？

時々ベランダにキジバトやヒヨドリが何か食べるものはないか、とやってきては、何か
考え事をするように確認して去っていく。
ベランダにはベコニアとか、柑橘の木があるけれど、今は虫も見当たらないし、
それほどいい場所ではないのだろう。
それでも、時々やってきて確認しているようだ。
一度何か食べるものがあったところ、と認識しているのかもしれない。
以前うっかり穀物種をその辺りに置いておいたことがあるのだ。
袋を破られて、鳩が盛大に食べていたのに気がついて急いで始末したことがある。
けれど、それは2年前ぐらいの出来事だ。

ヒヨドリは何でも食べるようだ。ブロッコリーも食べる、と聞いたことがある。
畑に被害が出たと。
そんなたくましい鳥だからか（頭もいいと思う）、東京では広く繁殖して、
住み着いている。以前はあまりいなかった鳥だけれども、今は通年いる。
都心にもたくさんいる。


鳥も虫も、子供の頃に居たものとはだいぶ種類も数も変わったと思う。

気に

能登ニュースがテレビから聞こえてくると、いつも「生きてるよね」と思い浮かべる人がいる。
確認のしようもないので（名前を知らない）、ただそう思ているだけだ。
能登朝市があるあの火災があったところ。あそこで建物は全焼だったということは知っている。
「しょうがないなー」と思いつつであろう、親切にしてくれた、あの女性はどうしているだろう。
仲良さそうに話していた、ご近所らしい同年代の婦人もどうしているだろう。