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重々しい神様 [こだぬき日記]

淡路を練習中。
淡路の神様はイザナギ。
田村も練習しているので、どっちもどっしりしているけれど、
田村は元気、淡路は重々しいって感じ。

なかなか苦しい。次第や一声の位をどうしたらいいのか。
ゆったりとした一声が特に苦しい。
次第もかかっていて、ものすごーく忙しい気分に。
私はあまりどどっと行くような力の入った演奏ができないので、
これもまた苦しい。
でもなんとかしたい。


淡路はイザナギだしなあ。苦しいのは当然か、と思いつつ。お話は面白いなと思う。
天浮き橋はこんなだよ!と見せてくれたり、楽しい。
国生みの神話が語られ、寿ぎに満ちた話で終始するめでたい演目。
鶴亀>田村>淡路の連続は 疲れる・・・。がんばろう。



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フォームを調整中 [こだぬき日記]

秋からずっと演奏フォームの変更(修正)をしている。
とても苦しいし、どの形が正しいのか演奏中にフォームが
変わってしまうので、それを気にしたり、どんな風に
直してよいかわからないので演奏もしにくい。

おととし、肩を痛めてから腕の動きや動かせる角度などが
変わってしまった。そこから変になっているというのもあるかと
思って、今も肩のリハビリ中。
少し筋肉が萎縮していたのが直ったのか、また動かせる角度が変わり、
できるフォームも代わり、でも正しい角度かといえばそうでもなく。
正しい角度にしようとしても、体が動かず・・・を繰り返している。
とても苦しい。そして手がしびれる。これは無理な角度になっているからというも
あるけれど、まだ肩などの故障のせいとも思う。いままでしびれたことは無いのですごく困っている。
やはりリハビリをもっとすすめてからでないといけないのだろうか。
でも、元通りになる保障は無いし。しかも、手のこわばりも加わっている。
動かし続けないと。

筋力が衰えてしまうと楽器を支えられないので、
そこもなんとかしなければならない。フォームを変えると、
今まで使用していなかった部分の筋肉を使うので、一曲持たないのだ。
困ったなあ。



とにかく正しいフォームが演奏、修正中も探り探りなので、どうしても
演奏ができない。気持ちよくも無いので、とても苦しい。音も、違うフォームで
出るようにしなければならないので、なれた角度では打てないので、うまく
行かずストレスがたまっている。

それでも、少しでもましなフォームにしなければと思って努力中。
なかなか報われない。
そして何年も前の録音を聞くと、そっちのほうがまだマシな音がしているという
悲しみ・・・。
練習を一生懸命やっても上手くなるどころか、いいところが減っているのではないか・・・。
という気持ちがずっとある。
とはいえ、練習しないと、いいことは無いので(することといえば練習するしかないので)、
している。変に矯正されなければいいのだが・・・。自分で手探りなので、
間違った方向へ行っているのでは無いかという気持ちがずっとある。


まだぜんぜんわかっていない太鼓入りの曲を積極的に入れていきたいなあと
今年も思う。これは去年から引き続きのテーマ。
なんとなく、で演奏していることが多いので、ちゃんと太鼓ルールも覚えなければ
と思う。いろいろなことをなんとなーくでしているので結構恥ずかしいのかもとは
思うけれど、仕方が無い。
少しずつでも情報を得て覚えなくては。

それぞれの演奏、謡、舞、笛、太鼓、大鼓のサインを見落とさず、
受けられるように、そして同じように引っ張り合えるようになりたいな、
と思うけれど、なかなか遠い道だ。少しずつでもよくなっていますように、と思う。







ゴンドラ・・・。


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 [こだぬき日記]

12月。


季節としては晩秋だけれども、遊行柳の練習。
序の舞の後がつかみにくく、バランスを取りにくく感じる。
太鼓物は太鼓ルールとも呼びたいものがまだわかっていないので、
入るタイミングを見送ってしまいそうになることがある。
特に拍子合わずのところで迷っていると出遅れてしまう。
でも、後半手が少し面白くなってくるところのように思えるし、
きちんと合わせてしまいたい。もう少し良く聞いて、覚えなければ。
わからないところも、良く聞いているうちにわかるようになることがある。
こういったことは、わかる人はすぐわかるのだろうけれど、私はどちらかというと
じっくり何度も聞いて、ここだなというのがだんだん理解できるようになる
という感じだ。

たぶん、普通の人が3回ぐらい聞けばわかることが10回20回と聞かないと
わからないのだと思う。練習についても、そうだと思う。
なので、なるべく時間をとって回数を重ねていくしかないのだろう。

太鼓は理解できていないので、なるべく多く経験したいと思っている。
流派によても違ってきてしまうので、どこまで覚えられるか、わからないけれど。

遊行柳について、同じ流派の小鼓といわなくても、他流でもいいから
謡も観世でなくてもいいので、上演したものをDVDで見たいなと思う。
資料室へいけば見られるではないかといわれても、一度その場で見たぐらい
では覚えられないのだ。特に私は何度も何度も聴いて「なんとなく」ぐらいなので。
もっとDVDが出ていればいいのだけれど。
オペラやなにかとちがってぜんぜんDVDになっていない曲が多い。

お手本にならなくても、全曲上演を聞いているとなんとなくタイミングや
曲のイメージをとらえやすいし、解釈ができなくてもプロの解釈を曲として
聞くことができるのでとても参考になるのだ。
ほんと、どうにか手に入れられないかなあ音源と思う。毎回。


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晩秋から [こだぬき日記]

今月は遊行柳を練習した。
いい曲だな、と練習していて思う。
好きなタイプの能。劇的なものがあるわけではないけれど、
穏やかで、静かなめでたさのようなものがあって
すきなのです。落ち着いた曲という印象。

柳の精ということだけれども、もう八重葎に埋もれたような古木、
枯れてしまっているような柳。季節はいつだろうと思うと、
晩秋。
11月ごろ練習するには気分も合っていたかもしれません。
今年は暖かい11月でしたが。

救済されることが決まっている柳が感謝の舞を舞って去っていく。
というだけの能ですが、みんな大好き西行さんが途中で出てきます。
西行さん、本当に人気ですよね。ちらっと立ち寄って和歌を詠めば、
柳すらも銘木、名所となる。ちらっと源氏物語も出てきたりもするので、
老人が舞いますが、内容的には華やかさのようなものもあり。
おだやかで、おっとりとした雰囲気もあり、弱弱とした古木が
滅びていく話ではありますが、それも晩秋らしいかと。
最後は枯れてしまって寂しいかなあ。


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淵となるらん [こだぬき日記]

「はまる」からだろう。アニメなど、「オタク」だとか、そういったものに
限らず、お金や時間などどんどんつぎ込んでいくさま、またその対象を
「沼」と表現しているのを見ることがある。
たとえば。フィギュアスケートの観戦に入れ込んで、海外遠征までついていくなど、
そういった姿を「**沼」などと表現するのだろう。

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淵となるらん。夜も尽きじ、夜も尽きじ。

そういうことならば、私も「沼」にはまっているのかもしれない。
ということで、お能。もう一人先生が増えることになりました。
これで三人目。
いったいそんなに入れ込んでする必要があるのか、といえば無いのだけれど、
三人の先生について、しばらくがんばってみることにする。
ある程度めどがついたらまた二人に戻したい・・・。
最初にお歳暮やお中元の話までだーっとお金の話をするところなど、
手馴れているなーと感心。
ギャラの話は重要。
とはいえ、いつもは控えめでやさしい先生方に甘えっぱなしなので、
久しぶりに「こっちは、仕組みが確立されている・・・。」というのを実感。
思い出しました。何とか道とか家元とか宗家とかいる系統は
仕組みが確立されているところは、お免状だのなんだの、そういう話に
なるんですよねー。怖い(笑)。
忘れてたそういう世界。


まあ、今回は違いますが、あんまりお金持ちしか続けられないシステムを
導入すると、やめていく人があり、続ける人が
減ることになるのでは?とふと考えました。たとえばお琴だとか・・・
すごい話を聞いたりするので(流派によるとは思うけれど)、
考えたほうがいいのでは?と人事ながら思ったり。
習う人が減ってる減ってる言う伝統うんぬんのジャンルにそういうのを
見かけるので。
お金持ちだけすればいい!という方針ならば、別にそれはそれで。
と思う。





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